

1・2階あわせて約30坪、うち2階は約10坪の住宅です。
当初は他社での建築を検討されていましたが、立地条件から「難しい」と断られてしまったことがきっかけで、当社へご相談いただきました。工務店としてのノウハウを活かし丁寧な調査を重ねた結果、建築可能と判明。そこからプランを練り直し、夢の住まいづくりが動き出しました。
ハウスメーカーにはない、柔軟な対応力と確かな技。お客様の「無理かも」を「できた」に変えた一棟です。

玄関に入ると、木の風合いのゆとりある空間がお出迎え。
外の光をきもちよく取り込む玄関扉は、来客の様子も確認できるためセキュリティ面でも安心です。

空間全体がやわらかな木の香りに包まれる心地よいリビング。
床にはスギの無垢材を使用。プリント合板では味わえない、本物の木ならではのあたたかみと手ざわりを感じられます。年月とともに味わいを深める無垢材は、お手入れをして長く使い続けられるのも魅力のひとつ。

天井の板張りは、自社で伐り出してきたさわらの木を使用し、大工が一枚ずつ手作業で施工。
使用する木材は、自然素材ならではの個性があり、板の幅や厚みがわずかに異なることも。
そうした違いを見極め、かんなで微調整しながら継ぎ目をそろえました。機械では出せない、手仕事の美しさです。
キッチン前には、お施主様の在宅ワークに合わせたカウンターを設置。お子さまの勉強スペースなどにも使える、多用途であたたかな暮らしの場になりました。

個室の壁には冷暖房の空気が通る開口を設け、快適な温度環境を実現しています。コロナ禍の時期に計画されたこともあり、間取りの検討には特に時間をかけました。

建て替え前の家に、おばあさまが植えた柿の木。角材にはできない細い形状でしたが、「せっかくなら家の中で生かそう」と、神棚や壁の収納などさまざまな場所に活用しました。

階段の飾り部分にも、柿の木を丁寧に掘ってかぶせるように加工し、階段や手すりとの一体感を持たせました。
“使えるものはすべて生かす”――大工の技と想いが詰まった工夫です。

洗面脱衣室は約2坪のゆったりとした広さ。
部屋干し用にエアコンを設置し、天井には備え付けの物干しも取り付けました。
天候を気にせず洗濯ができる、使い勝手の良い空間です。

キッチンは黒を基調に木目を取り入れ、住まい全体で統一感のあるデザインに。

お施主様のご要望で設けたパントリーは、玄関側にロールスクリーンを備えた使い勝手の良いい造り。
生活感をさりげなく隠しつつ、空間に合わせて造作した大きな棚にすっきりと収納できます。

家のあちこちにちりばめられた、木のぬくもりを感じる小物たちにも注目です。
中でも木を使ったカーテンボックスは、最後の段階で「やっぱりあったほうがいいよね」と追加したもの。当社の大工が、造作で仕上げた一点です。

屋根には太陽光パネルと蓄電池を搭載し、外壁には窯業系サイディングで仕上げました。
外観の形とのバランスを見ながら、素材や色を最後までじっくり選べるのが山の瀧澤建設の家づくり。
内装はハウスメーカーのように最初にすべてを決める必要はなく、形が見えてきてからの検討でも十分間に合います。
「引き渡しの1か月前くらいまで悩んでOK」
――そんな自由度の高さも魅力です。